朱鳥(あかみとり)|祈願・神託降ろしご感想

祈願・神託降ろし等にいただいた、お客様からのご感想を載せています

2018-01-01から1年間の記事一覧

車窓から

宍道湖。 暮れゆく空の美しさ。 宍道湖唯一の島の名前が「嫁ヶ島」なのですが、そこにも琵琶湖同様、竹生島神社があるそう(ただし、勧請は宮島より)。 車窓からは、その鳥居を眺めるのみとなりました。 雨も降っていたので、水滴はご愛嬌。 開山1300年を迎え…

住吉神社(山口)

「三大住吉」。 大阪の住吉大社、福岡の住吉神社、そして山口の住吉神社を指します。 その中でも、大阪の住吉大社には住吉大神の和御魂、山口の住吉神社には荒御魂がお祀りされているそうです。 これまでに大阪、福岡と参拝していたので、残りひとつの「三大…

代参、神託降ろしのご感想(Iさん)

代参のご感想をいただきましたので、ご紹介いたします。 (代参の後、ご自身で参拝された折のことも書いてくださっています) こんなにもお言葉をいただけるなんて、ビックリなのと嬉しいのとで涙が出てきました。今すぐにでもお参りに行きたいです。 神様から…

寄付について

10月も半ばとなってしまいましたが。 オラクルカードについての記事で軽く触れましたが、10月より拝みについても、些少ではありますが寄付分を確保していきたいと考えております。 これまでも、宮城の被災した社に、熊本の被災した社にと、その時々に寄付を…

代参のお供え・お下がり・お守りについて

今回は、代参時のお供え物とお下がり、そしてお守りのことについて書いていこうと思います。 【お供え物】 普段お側に近づくことのできない神様仏様方ですが、 お供え物というかたちを取ることで、1番近くでご挨拶をすることが可能になります。 何度か引用し…

街の中の分霊社(鹽竈神社、金蛇水神社・宮城)

仙台の中心地にあるふたつの分霊社。 ひとつは、鹽竈神社。 仙台駅東口の近くにあります。 名掛丁塩釜神社、とも呼ばれるこちらの神社の表参道は、「初恋通り」と名がついています。 これは、島崎藤村の「初恋」に由来するとのこと。 島崎藤村は、東北学院の…

名残(鹽竈神社別宮・宮城)

鹽竈神社別宮の写真を見て、思い出したこと。 これは、左宮と右宮の写真ですが。 賽銭箱がふたつあるのがおわかりいただけるかと思います。 左宮にひとつ、右宮にひとつ。 一方。 別宮にもふたつ。 これは、左宮・右宮に倣ったのでしょうか? 実はかつて、こ…

秋の住吉大社

秋の空と、住吉大社。 住吉大社は第一から第二、第三、第四と、順に参拝するのが正式とされています。 これは、 第一の神様が底筒男命、 第二の神様が中筒男命、 第三の神様が表筒男命と、 (第四の神様は神功皇后) 海の底から海の表面へ、 下から上へと、し…

口外し、マブイグミのご感想(Aさん)

口外し、マブイグミのご感想をいただいたので、掲載いたします。 昨晩から今朝まで痒みはかなり軽くなりました。 以前の時もそうでしたが、今回も障りはなくなり、後は障りによって生じた肉体的な病状が戻れば完全に治るんだと確信できる状態になっています…

今後の参拝予定

中国地方への参拝を予定しており、 ・住吉神社(山口) ・厳島神社(広島) ・美保神社(島根) 等へ伺います。 代参等ご希望の方は akamitori.0616@gmail.com までご連絡をお願いいたします。

足もと

連日、大阪市内の寺社を参拝しています。 大阪市内に帰ってきて1番よかったのは、こうやって、手の届く範囲に歴史ある寺社が多数あること、かもしれません。 歴史があるということは、それ即ち、長い年月にわたって、大切にされてきた神仏がいらっしゃるとい…

静岡浅間神社(静岡)

静岡浅間(せんげん)神社とは、 実は、神部(かんべ)神社、浅間(あさま)神社、大歳御祖神社の、三つの独立した社の総称です。 その他にも境内に八千戈神社、麓山神社、少彦名神社、玉鉾神社があります。 神部の神様が「駿河国開拓の祖神」ということで、本殿を…

「わからない」の向こうへ

相手を大切にする方法が、考えて考えてもわからない時、わからなくなってしまった時、 ただ必要なのは、「教えてください」とお願いすることなのかもしれない。 「あなたが大切だけれども、あなたを大切にする方法がわからない」と、正直に打ち明けること。 …

順序

我が命 神に賜いし寶(たから)なり 身をば勞(いた)わり奉仕務めん これは、かむろ大師開祖の、尊海上人がお詠みになった歌です。 尊海上人は生涯で多くの歌を詠まれ、その歌たちは本堂の中に掲示されています。 また、現在も法話にて、尊海上人の歌が取り上げ…

藤次寺(大阪)

「大阪の融通さん」こと藤次寺(とうじじ)は、1・11・21をご縁日として、ご本尊・宝生如来像のご開帳を行っています。 かつて、藤次寺は「生玉十坊」のひとつとして、生國魂神社とも密接な関係にあったそう。 (実際に、生國魂神社のすぐ近くにあります) この…

「今」を振り返る

そんな時代もあったねといつか話せる日がくるわあんな時代もあったねときっと笑って話せるわだから 今日はくよくよしないで今日の風に吹かれましょう 中島みゆき 「時代」 どうしようもなく悲しい時、 どうしようもなくつらい時、 未来から考える、という方…

オラクルカードリーディング(〜2018.10.31)

オラクルカードは、それぞれに異なるメッセージが付されており、 その中から1枚ないしは数枚引いて、その時々のお悩みへのヒントを得るものです。 使用するカードは「観音力カード」で、 「陶彩画」という、有田焼の技法を使って描かれた33枚の美しい仏様方…

マブイグミ

沖縄では、人は7つのマブイを持つと言われています。 「マブイ」とは「魂」を指す言葉ではありますが、 「電池」であったり「元気のもと」と表現する方が、イメージしていただきやすいかもしれません。 びっくりしたりショックなことがあると、そのマブイが…

今宮戎神社(大阪)

意外と、今まで今宮戎神社について書いていませんでした。 今回は「えべっさん」こと今宮戎のお話を。 今宮戎神社はそもそも、四天王寺の西方を守る社として建てられました。 十日戎が有名ですが、歴史も古い神社なのです。 御祭神は天照皇大神、事代主命、…

めぐるもの

文・中津川昌弘 絵・広田千悦子 『願いがかなう小さな神様 にほんのお守り』より。 とても好きな図です。 人が神様へと向ける心が、 より良いものとなって、また人のところへ戻ってくる。 これは目に見えるかたちでの話ですが、目に見えないかたちで返ってく…

鉾社(住吉大社、大阪)

住吉大社の第三・第四本宮それぞれのそばに、鉾社と楯社という対になる社があります。 御祭神は鉾社が経津主命、楯社が武甕槌命。 香取神宮・鹿島神宮の神様と同じ神様です。 このため、両社とも両宮と同じ日に例祭が行われています。 今年参列できたのが、4…

お彼岸、そして庚申の日(四天王寺、庚申堂)

お彼岸ということで、四天王寺へ参拝に。 今回はまず、親鸞聖人をお祀りしている見真堂(お堂のそばには大きなお像もあります)へ。 ここで、お供えをしてくださるのを待っている間、ふと目に入ったのが庚申まいりのちらし。 なんとなく、次の庚申まいりはいつ…

爪痕(住吉大社)

連日、台風の爪痕を確かめるような参拝。 台風の翌日以来の、住吉大社です。 本宮で被害を受けていたのは、恐らく第一だけ。 立入禁止のテープは境内のそこかしこに貼られているものの、参拝には支障がありませんでした。 三連休中に訪れたため、第一本宮に…

爪痕(生國魂神社)

生國魂神社。 Twitterで見ていたとおり、手水舎が台風の被害を受けていました。 大きなお社ですから、早いうちに復旧すると思いますが、 小さなお社だと、なかなかそうはいかないでしょう。 神社は、地域の方の心の拠りどころでもあります。 そういったお社…

赤手拭稲荷神社(大阪)

「浪速区稲荷」にあるこちらの神社。 御祭神は豊受皇大神、猿田彦大神、宇受売神、倉稲魂命、大山祇命(由緒書きより)。 赤い手拭いを献じた商人の商売がその後栄えたことから、「赤手拭稲荷神社」として人々の信仰を集めるとともに、落語「ぞろぞろ」の舞台…

瀧原宮(三重・2017)

2017年に瀧原宮・瀧原竝宮を参拝した時の記録。 Tumblrより。 瀧原宮(たきはらのみや)。 伊勢の内宮の「別宮」にあたります。 外宮や内宮から離れた場所(度会郡)にあるので、人もあまりおらず、静謐な雰囲気が保たれていました。 内宮における五十鈴川と同じ…

山神社(宮城)

富士山本宮浅間大社について書いたので、コノハナサクヤヒメさまがご祭神のお社の中で、1番拝んできた山神社(やまのかみしゃ。小牛田山神社とも)について。 (2日連続、宮城についての記事になったのは偶然) あまり大阪でお祀りされているのをお見かけしない…

四竈考

未明の地震のニュースを見ていて、「色麻町四竈」という住所を発見。「しかまちょうしかま」と読むそう。 当初、「四竈」に「色麻」という字を当てたのかと考えたが、町名の由来については、 天平年間(729~749)に播磨国(兵庫県)飾磨から移住した兵士が…

富士山本宮浅間大社(静岡)

2年ぶり2度目の参拝。 お天気のせいか、時間のせいか、人がまばらで。 ゆっくり拝ませていただくことができました。 全国に1300ほどある浅間神社の総本社である、富士山本宮浅間大社。 ここへまた来させていただけたことは、あまりにも幸福なことで。 神様と…

「自分」の範囲

何事もそうですが、 自分事として捉える、ということについても、良い面とそうではない面があります。 例えば、遠く離れた場所に住まう人々の悲しみや不自由に寄り添うこと。 それらは集まって大きな力となり、接点のなかったはずの人々を救うこともあります…