寺社
令和へと歩み出してから、ちょうどひと月。 先月は、平成最後の御礼参りで宮城へと向かいました。 今回は御釜神社へ柄杓をお納めすることを主目的に、各地へのご挨拶を、という旅。 柄杓にとっては、四天王寺の周りから塩竈へという、「本人」には思いもよら…
月洲(つきす)神社。 大和川を越えて、堺市に入ったところにある。 ご祭神は生國魂の神様、住吉の神様、そして水分の神様。 末社である小宮社には多くの神様がお祀りされていて、そこには秋葉の神様も。 拝殿の屋根そして水神社には、未だに台風の爪痕が見ら…
ここしばらく考えていること。 今宮戎神社は、果たして創建当初から「今宮戎」という名だったろうか、ということ。 今宮戎が建てられた理由。 それはそもそも、四天王寺の西方鎮護、だった。 今宮戎、というものの、主祭神も「えびすさま」ではない。 天照皇…
旧暦元日の2/5、石切劔箭神社に参拝いたします。 石切劔箭神社は、石切駅から坂を下った社が有名ですが、 坂を上ると、そこにも上之社があります。 今回はこの両社を合わせて参拝いたします。 新年のスタートがうまく切れなかったという方。 ここからますま…
1/23。 平成最後の初庚申、と柴灯大護摩供の終わりに言及されていました。 本日は年が明けてはじめての庚申の日。 庚申まいりは庚申の日とその前日の参拝を指すのですが、 庚申堂では初庚申の日には柴灯大護摩供、その前日には大般若転読会を行っているよう…
およそ1週間後と、近々でのお知らせですが。 今年の初庚申の日である1/23に、庚申堂と四天王寺をご案内いたします。 庚申堂について、以下引用します。 日本最初の庚申尊出現の地で、本尊は青面金剛童子(秘仏)です。 大宝元年(701)正月七日庚申の日、豪…
今日は宵えびす。 出雲大社だけでは片参り、 美保神社と合わせて両参り、と言うように。 実は今宮戎神社だけでは片参り、とされています。 地下鉄大国町駅すぐそばにある大国主神社。 大国という地名や大国町という駅名の由来となったこの神社と合わせて参拝…
誰もいない境内。 つい先日まで、三が日を過ぎてもなお、拝殿へと続く長い列ができていました。 関西の松はまだ明けていないとは言え、少し「お正月」から遠ざかったのかもしれません。 これから、こちら側はゆっくり、じっくりの時間。 道を挟んだ向こう側…
2017年秋の参拝。 島根の美保神社が事代主系えびすの総本宮であるのに対して、 蛭子系えびすの総本宮がこちらの西宮神社。 実は、一口に「えびす」と言っても、 大国主の神様の御子神様である事代主の神様と、 伊耶那岐命と伊耶那美命との間の御子神様である…
お正月仕様。 金堂、講堂の仏様方にもご挨拶を。 素晴らしい機会をありがとうございました。感謝しております。 今年は見真堂へも幾度も訪れ、そこで庚申の日にお参りをするきっかけも頂戴しました。 来年もどうぞよろしくお願いいたします。
テントが張られたことで、少し狭く感じる境内。 国内外からの観光客と思しき人達が、変わらず訪れています。 (この一年、獅子殿を載せた記事もいくつか目にしました) 今年も八阪の神様方には、本当に本当にお世話になりありがとうございました。 また来年も…
いずこも、お正月仕様に。 (今宮戎だけは十日えびす仕様と思われます) 歳末の御礼参りは、続きます。
第2回目の参拝ツアーまであとわずか。 今回は、誉田八幡宮へ伺います。 写真は、宮城県の竹駒神社内の八幡神社の由緒書き。 こちらの寺社の由緒書きは、すべて勉強になり、ありがたいです。 「八幡」の意味について思いを馳せたのも、こちらがきっかけ。 参…
紅葉はもっと色鮮やかに見えたのですが。 空の色が美しかったので、この色のままでお届けします。
仮設の手水舎ができてからは、初。 ずっとどうなっているか気になっていたのです。 おそらく、石は以前からのもので、水を出す龍は新しくしたのでしょう。 この日も七五三で、境内に人は多め。 これをご縁に、末永いお付き合いになりますように、と。
神紋の鹽竈桜。 3つある参道の内、最も本塩釜駅に近い参道の鳥居。 月ごとに変わる和歌。 明治天皇の御製が多いです。 七五三のお参りの方がとても多い日でした。 表参道。 いつもいつも、ありがとうございます。 心からの感謝を。
山は「いわきさん」、神社は「いわきやま」と読みます。 2017年秋。 「お山参詣」こと奥宮神賑祭が行われている中での参拝でした。 岩木山神社は、「北門鎮護」のお社。 これまでに、 奥州鎮護、東北鎮護、国家鎮護のお社にそれぞれ参拝し、 このときようや…
たっこくのいわや、と読みます。 2016年春の参拝。 中尊寺参拝の後、タクシーで向かいました。 この時期、坂上田村麻呂ゆかりの場所(この毘沙門堂は、この地を拠点としていた蝦夷を討伐した記念として建てられたそう)を回ることが多く、また「毘沙門堂」とい…
少し画質が粗いですが。 以前のブログを整理していて、写真を見つけました。 この写真を撮ったのが2015年の冬。 こちらで素敵な出会いをいただいたのが2016年の夏。 最後に参拝したのが、2017年だったでしょうか。 旧北上川沿いにあるので、防潮堤が築かれる…
様々なご縁をいただいた感謝をお伝えするべく、まずは赤手拭稲荷神社へ。 鳥居の間から強い光が差し。 本殿横の、様々な神様がお祀りされている場所で祝詞を上げると、さわやかな風が吹いてきました。 本当にありがたいことでした。 続いて、今宮戎神社へ。 …
伊豆山神社は、源頼朝と北条政子が逢瀬の場としていたことでも有名です。 実はこの頼朝、生まれた場所は熱田神宮そばの屋敷。 彼は、熱田神宮大宮司の孫として生を享けたのでした。 前回、富士山本宮浅間大社・静岡浅間神社参拝の後向かったのが、まさにこの…
熱海駅から上へ上へと向かった先に、伊豆山神社があります。 バスを降りると、すぐ見えるこの鳥居。 上へと続く階段が見えていると思いますが、この下にもずっと、ずっと……続いています。 参道の階段は、総計837段。 ちなみに、走湯へ向かうべく、837段降り…
以前、食事をしていた時にふと目に入ったPOP。 そこには「墨廼江(すみのえ)」の文字。 やはり宮城県のお酒でした。 このお酒をつくられている墨廼江酒造さんは石巻市千石町にあるのですが、 かつてその辺りは墨廼江町と呼ばれていたそうです。 そしてまた、…
住吉大社は、第一〜第四本宮以外にも、境内外に多くの摂末社があります。 ちなみに、住吉大社では、 摂社は、 住吉の祭神とゆかりの深い神社です 末社は、 住吉と関係ある神社や、崇敬している人が境内に招いた神社、その他の社のことです と説明されていま…
宮島の水族館の近くに、大元神社があります。 大山祇の神様にご挨拶をしたい、 そして、国常立の神様のもとで国祈願をしたいと、ここへ足を運びました。 ほとんど誰も来ない静かな場所で。 美しい光を見せていただきました。 光に彩られた中国地方巡拝の旅。…
夜の大鳥居 開門を待つ時間の大鳥居 朝一番の誰もいない廊下 神紋 ちょうど干潮の時間と重なったため、神職の方以外誰もいない時間が長く続きました。 ありがたいことでした。 大願寺、大元神社を参拝した後、再度厳島神社へ。 いつも、後にするのが名残惜し…
先日、「住吉大社畧記」を読んでいて気になった記述。 それは、摂社である大海(だいかい)神社について書かれた文章のなかにありました。 古来この付近は玉出島または玉出岸とも呼ばれ、山幸彦が海神より授かった潮満珠を沈めた処と伝えられております。 (一…
ずっと行ってみたかった、美保神社。 やっと。 美保神社は、事代主系えびす社の総本宮。 島根県松江市にありますが、すぐそこは鳥取県境港市でもあります。 出雲大社に似た注連縄。 写真を見ると信じられないかもしれませんが、この日は雨の予報でした。 (実…
「三大住吉」。 大阪の住吉大社、福岡の住吉神社、そして山口の住吉神社を指します。 その中でも、大阪の住吉大社には住吉大神の和御魂、山口の住吉神社には荒御魂がお祀りされているそうです。 これまでに大阪、福岡と参拝していたので、残りひとつの「三大…
仙台の中心地にあるふたつの分霊社。 ひとつは、鹽竈神社。 仙台駅東口の近くにあります。 名掛丁塩釜神社、とも呼ばれるこちらの神社の表参道は、「初恋通り」と名がついています。 これは、島崎藤村の「初恋」に由来するとのこと。 島崎藤村は、東北学院の…