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祈り、道標となるもの

藤次寺(大阪)

 「大阪の融通さん」こと藤次寺(とうじじ)は、1・11・21をご縁日として、ご本尊・宝生如来像のご開帳を行っています。

 

 かつて、藤次寺は「生玉十坊」のひとつとして、生國魂神社とも密接な関係にあったそう。

(実際に、生國魂神社のすぐ近くにあります)


 この「生玉十坊」という言葉を聞けたのも、ご縁日に行われるご祈祷の時間に同席することができたからです。


 普段はひとりでゆっくり拝める場所であるこちらのお寺ですが、日曜と重なった折には、参列者の方が多くいらっしゃいました。


 ご祈祷の後、

 藤次寺がかつては藤「氏」寺(藤原氏の氏寺)であったこと、

 作家の山崎豊子さんとの関わり、

 船場商人から信仰を篤く寄せられていたこと、

 宝生如来様はお名前通り「宝を生む」仏様であること、そしてその「宝」とはそれぞれの方の願いであること、

等々のお話を聴かせていただきました。

 

 宝生如来様のいらっしゃるところに向かって右側に弘法大師像、左側に不動明王像がいらっしゃるのですが、お話の後に、月替わりで内陣参拝をさせてくださいます。

 

 「融通さん」ですから、

 必要な縁が必要な方のところに融通されるよう、

 必要なお金が心ある方のところに融通されるよう、

 

 そして例えば、

 不要な心のわだかまりを解き、人と人とが繋がっていくために、

 守られるべきものが守られるために諸々融通していただきたいと、願わせていただくお寺です。

 

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