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祈り、道標となるもの

「自分」の範囲

 何事もそうですが、

 自分事として捉える、ということについても、良い面とそうではない面があります。

 

 例えば、遠く離れた場所に住まう人々の悲しみや不自由に寄り添うこと。

 それらは集まって大きな力となり、接点のなかったはずの人々を救うこともあります。

 

 一方で、

 家族、恋人、友人、同僚などの身近な、けれど自分とは別の人間、

 つまりは「他人」の問題を、自分事として捉えすぎて、苦しんではいないでしょうか。

 

 自分の問題でないものを、まるで自分の問題のように捉えてしまう癖を除いていくと、

 時間ができてきます。

 いかに、「他人」の問題に日々追われていたかと、驚くことでしょう。

 

 そして時間ができれば、自分の問題と向き合うことができ、

 自分の人生を豊かにしていけるのです。

 

 「自分」の範囲を、しっかりと区切っていくこと。

 それは裏を返せば、「他人」を尊重することでもあります。

 

 ひとりひとりが「自分」を幸せにして、それを何倍もにしていくために、手を取り合う世界でありますように。

 

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