瀧原宮(三重・2017)
Tumblrより。
瀧原宮(たきはらのみや)。
伊勢の内宮の「別宮」にあたります。
外宮や内宮から離れた場所(度会郡)にあるので、人もあまりおらず、静謐な雰囲気が保たれていました。
内宮における五十鈴川と同じように境内の中を川が流れ、そこで清めてから参拝することができます。
境内には4つの社があり、看板に参拝順序が書いてありますが、
神職の方に尋ねてみたら、
「順序を尋ねる方があるので」ということで、こうしなければならない訳ではないそうです。
(実際お正月などは混雑するので、「左から順番に」と変更されたりするとのこと)
とは言え、(それを尋ねたのは参拝後だったこともありますが)今回は「順番通り」に参拝をしました。
瀧原宮、そして瀧原竝宮(たきはらならびのみや)へ。
瀧原宮が天照大御神の和魂、瀧原竝宮が荒魂をお祀りされているとのこと。
この日また国の鎮護を強くお願いしなければならない事態が発生していたため、特に瀧原竝宮前で長く拝むことになりました。
そして、これは内宮の神様含めこの旅で何度もお伺いすることになったのですが、
解いてこそである、と。
片付いていないテーブルの上に、きれいな食器を載せようと思っても、無駄なこと。
テーブルの上のゴミを、汚れた食器を取り払ってから、食卓の上を美しく飾ることを始めなければならない。
多くの因縁を、根の根まで解いてから、新たに結んでいかなれけばならない。
解かれることを、願っていくこと。
中途半端な「結び」より、しっかり解いて結びなおした縁は強固であるから。
美しい瀧原宮。
また訪れたい場所です。