「人」と「行為」を分離するということ
書こう書こうと思って2ヶ月ほど経ってしまいましたが、
7月に「天から見れば」という映画を観ました。
映画「1/4の奇跡」「光彩の奇跡」の監督入江富美子の第3作目ドキュメンタリー。
少年時代に事故で両手を失うという絶望の中から立ち上がり、画家として活躍する南正文さんに出会い、そしてその師匠である大石順教尼の著書「無手の法悦(しあわせ)」を読み、心をわしづかみにされた入江監督は、映画制作を決意。3年の歳月をかけて、映画「天から見れば」を誕生させました。南さんへのインタビューや再現ドラマをもとに、南さん、順教尼の生き様から、その奥に流れる大きな力を描き出した渾身の作品です。
順教尼の人生についても、映画では描かれているのですが、
堀江のお茶屋(貸座敷)「山梅楼」(やまうめろう)の芸妓になり「妻吉」と名乗り、その主人である中川萬次郎の養女となる。そこで舞を精進していたが、1905年(明治38年)、養父の萬次郎が内縁の妻に対する邪推から楼内で刀を振るい、6人を殺傷。世に言う「堀江六人斬り事件」である。
事件に巻き込まれた妻吉は両腕を切断されながらも、一命をとり止めた。
このことについて、順教尼は「おとうさんの苦しみがそうさせた」、
そして南さんも、中川萬次郎について「そういう『役割』だった」と、映画の中で話しておられました。
「人」と「行為」の分離。
これほど人生に大きく影響を及ぼした事柄についてそのように了解することは、決して決して、容易なことではありません。
しかし、わたしたちの日々の生活においても、考え方のヒントになるのではないか、と思います。
憎むこと、赦すことばかりではなく、
誰かを叱る時。
誰かを褒める時。
「何かをしたこと」、それは叱られたり褒められたりすることかもしれない、
けれども、そのひと自身の本来の価値は、それらのことでは揺らがないのです。
特に褒める時こそ忘れがちかもしれませんが、
「何かをしたから」えらい、すごいのではなく、
そのひとがそのひとであることが尊いということをきちんと覚えておきたいなと、思うのです。
お祓い、マブイグミのご感想(Sさん)
以前Tumblrに載せていたご感想を、ブログの移動に伴いこちらに掲載します。
先生、先日はありがとうございました。マブイグミをしていただいたSです。今日は先生に御礼のご連絡をしたく、メールを送らせていただいています。
先生に拝んでいただいてから、自分の抱えてきた沢山の問題を、ひとつひとつ手放すことができるようになってきています。
長年苦しんできた辛さがどうして生じていたのか、拝みの折に先生からいただいた言葉のおかげで、やっと気づくことができました。
先生から気づかせていただいたことを忘れないようにメモを取っていたのですが、日が経つにつれて、いただいた神託の通りに事が進んでいることに加え、自分の課題を乗り越えるためのキーワードだったのだということを強く実感しています。
名前と干支をお知らせするだけで、複数の人たちそれぞれの問題点を静かに教えてくださり、解決策を導いてくださる様子は、驚きの連続でした。
神社でのお祓いも受けると気持ちがしゃんとするのですが、先生にしていただいたお祓いの後は、体の痛みや不調まですっかりなくなり、あれほど苦しんできた全身の痛みやだるさ、肩の痛みや足の重さや胸の詰まっているような感覚まで無くなり、本当にびっくりしています。供養や生き霊がこんなに健康や精神的な辛さに影響するものだったなんてと、目から鱗が落ちる思いでした。
いただいた託宣やアドバイスはとても細やかで的確で、先生がリアルタイムで神様や仏様とお話してらっしゃるお姿を、神様や仏様にはなんでもお見通しなのだなぁという、未熟者で恥ずかしい気持ちを抱えながら、それ以上の神仏の暖かさや安心感を感じながら拝見していました。
先生からいただいた神託や、お祓いのおかげで、自分をきちんと成長させていきたいと思えるようになりました。本当に本当に、ありがとうございます。
生まれ変わったかのような清々しい心や感覚を大切にしていきたいので、定期的にマブイグミや電話でのご相談をお願いしたいと思っています。
1ヶ月に何度かご相談させていただけるだけで、業績が大きく改善し、人間関係の風通しも激変していきましたので、感謝の言葉しかありません。先生からのご指導を受けはじめてから、人生にやっと手応えを感じられるようになりました。救っていただいて、本当にありがとうございます。
これほど神様や仏様の存在を強く感じることができるだなんて、夢のようでした。
私がこれほど開運し、急激に辛さがほどけたのは、身を削るような先生の修行や神仏へのご奉仕のおかげなのだと思っております。しかし、私からは拝んでいただいたことへの御礼の初穂しか納められていなかったのです。先生の優しさにすっかり甘えてしまって、先生にばかり負担を強いてしまっていたのではないかと、自身を恥ずかしく思います。
ささやかながら、寄進をさせていただきました。いつも私たちのために神様仏様へのお祈りを捧げてくださって、本当にありがとうございます。
どうか先生の身の回りのものや、美味しいものを食べていただいたり、ご自身のためにお使いください。(ご無礼でなければ幸いなのですが、先生のことなので、全部神社へのお札料やお供えになってしまわないかと危惧しております。)
先生が私たちの幸せを拝んでくださっているように、(足もとにも及ばないとは思いますが)私も先生のご多幸を毎日祈らせていただきます。
持ち直したばかりで今はまだ数万円の寄進が限界で心苦しいばかりですが、先生の神様旅への寄進ができるようになり、先生が交通費の節約のために睡眠時間を削らせてしまったりしなくて済むような状態を作れるようになりたいです。
先生の命の時間をいただき、拝んでいただいたおかげで今の自分があります。きっと恩返しさせていただきます。大言壮語にならないよう、日々頑張らせていただきますので、今後ともどうかご指導ご鞭撻のほど、なにとぞ厳しくよろしくお願い致します。
これから寒くなって参りますので、巡拝中に風邪など召されないよう、大切なお体ですので、くれぐれもご自愛ください。いつもありがとうございます
追伸・おかげさまで、仕事もプライベートも充実してきています。ご相談したプロジェクトも驚きの速さで実現しそうで、日々神様の力を実感しています。プロジェクトが形になりしましたら、感謝料として初穂を納めさせていただきます。おかげさまの幸福です。深謝。
Sさんからは、いつも丁寧なメールを頂戴し、
拝みの後の変化について詳しくお話しいただけるので、とてもありがたく思っております。
また、お心遣いの深さにも、いつも感謝しております。
神様仏様のお導きの下、
これからもSさんが幸せに豊かに、そして健やかに毎日を過ごせますように。
「未だかつて邪は正に勝たず」
大阪府神社庁の今月の言葉が(そういうタイトルではないですが)、菅原道真公のこの言葉でした。
紙には、「菅家後草」とありましたが、「デジタル大辞泉」には以下のような項目で記載されています。
かんけこうしゅう〔クワンケコウシフ〕【菅家後集】
平安中期の漢詩集。1巻。菅原道真著。延喜3年(903)までに成立。正式の書名は「西府新詩」。大宰府へ流されてから作った詩46編を収録。道真が死の直前に紀長谷雄(きのはせお)に贈ったもの。菅家後草。
https://kotobank.jp/word/菅家後集-469618
いつ書かれたのか、を知った時、
最初は「 不遇の時代にあってなおそう言えたのか」と思いました。
しかし今改めて考えると、「この言葉を拠り所として、『いつか』を待っていたのか」という気がします。
未だかつて邪は正に勝たず。
破邪顕正の世であるように。
そして同時に、自らの行いを省みることができますように。
代参のご感想(Dさん)
先日、代参のご依頼をいただいたDさんより、ご感想を頂戴しましたのでご紹介します。
先日、先生に代参をお願いし、お供えしていただいた神饌をいただきましたところ、ずっと痛くて仕方がなかった偏頭痛が劇的に消失し(まさに憑き物が落ちたかのように)、霞んでいた視界もくっきりと見えるようになりました( ; ; )
病院に行っても一向に良くならず、目眩も抜けず、三半規管の異常を疑い、検査しようかと思うほどでした。原因不明の体調不良にすっかり滅入っていたのですが、神饌をいただいた直後から突然体幹に力が入るようになったので、本当に驚いています。
関西圏の神社仏閣へお参りに行きたくとも、関東からは参ることができず困り果てていたのですが、先生に代参していただけて、助かりました。
あれから、とても心身が楽になりました。いつも丁寧にご神託をお伝えくださり、細やかなご指導をありがとうございます。
先生からいただいたお言葉を何度も反芻し、それを目印に、これからも日々精進していきますので、今後ともお導きのほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
また地方へ巡礼される折には、ご迷惑でなければ、代参を申し込みできればと思っていますので、是非ともお知らせくださいますようお願いいたします。
おかげさまで急に起き上がれるようになり、気力が回復してきました。先生に助けを求めている方がきっと沢山いらっしゃるだろうと思いましたので、(もしも趣旨がずれていたりご迷惑でなければ)よろしければ、ブログなどでこの感想を公開してやってください。本当に助かりました。嘘のように肩から上が軽いです。瞼がきちんと開く感覚は久しぶりです。
これほどはっきりとご利益をいただいておきながら、当初示していただいていた初穂ではあまりにも良心的すぎるように思いましたので、些少ながら御礼分を上乗せさせていただきました。後日お手隙の折にでもご確認いただけましたら幸いです。
巡拝の折、石段なども多く、ご無理をなさることも多いかと思いますので、タクシー代などの足しにしていただけましたら幸いです。大切なおみ足、どうかどうかおいといください。
秋の気候になりはじめ、寒暖の差が大きくなりつつありますので、くれぐれもお体ご自愛くださいますようお祈り申し上げます。
またお目にかかることのできる日まで、精一杯前を向いて歩んでゆきます。いつもいつもありがとうございます。
先生にとって幸せなことが沢山訪れますように。心を込めて。D
Dさん、お心遣いをありがとうございます。
また地方のお社に参詣する折には、必ずお知らせいたします。
Dさんが実際に参拝されたお社の神様方、そしてわたしを介してご縁が結ばれた神様方、すべての祝福を受けて、
これからも光り輝く道を歩んでいかれるよう、お祈りしております。