2018-08-26 器 こころ 器を安定させる必要があるのは。 水瓶から水が注がれるように、上方からもたらされる恵みを、零すことなく受け止めるため。 揺らぐ器は、せっかくの恵みを流してしまう。 まず、器自体に心をかけなくてはいけない。 そして。 器はいつも、仏様の掌の上に置かれているということ。 何もない空中に浮かんでいる訳でも、不安定な土台の上に置かれている訳でもない、 既に救われているのだということを、時に思い出すこと。 見守る目は、常にそこにある。