達谷窟毘沙門堂(岩手)
たっこくのいわや、と読みます。
2016年春の参拝。
中尊寺参拝の後、タクシーで向かいました。
この時期、坂上田村麻呂ゆかりの場所(この毘沙門堂は、この地を拠点としていた蝦夷を討伐した記念として建てられたそう)を回ることが多く、また「毘沙門堂」ということが気になり、公共交通機関では決して行けない場所ながら、参拝しました。
写真を見ていただくとなんとなくお分かりいただけるかもしれませんが、清水の舞台を模しているのだとか。
このタクシーの運転手さんが、観光ガイドのボランティアもされていて、由緒を説明してくださいました。
が、このブログを書くにあたって再度調べてみたら、
源頼朝が鎌倉へ帰る折に参拝していたこと、
焼失の後、伊達政宗によって再建されていること、
がわかりました。
後者は、東北ですから理解は容易ですが、まさか頼朝がこの地まで。
「今」知るというのが、面白いですね。
次は源頼朝と、どこで出会うのでしょうか。
伊豆山神社(静岡)②
伊豆山神社(静岡)①・三社詣
バスを降りると、すぐ見えるこの鳥居。
上へと続く階段が見えていると思いますが、この下にもずっと、ずっと……続いています。
参道の階段は、総計837段。
ちなみに、走湯へ向かうべく、837段降り切りました……。
鳥居をくぐり上っていくと、最初に見えるのが役の小角社。
こちらの由緒書きにもある通り、役行者ご自身がお堂を建てて、修行をなさっていたとのこと。
関西で縁の深いお寺もいくつか参拝していたので、東でお会いできたのも嬉しいことでした。
次に見えてくるのが、結 明神社。
縁結びで名高い伊豆山神社ですが、こちらの末社の神様も、お名前の通り縁結びの神様とのこと。
摂社の雷電社。
こちらの由緒書きのみならず、源頼朝の名前がそこかしこに見られる伊豆山神社。
頼朝の崇敬が篤かった三嶋大社、箱根神社と合わせた三社へのお参りを、三社詣というそうです。
この三社は、
富士山を見守るように、三角に鎮座している
とのこと。
三社詣の存在を知る前から、行きたい行きたいと思っていた、箱根神社。
必ず参拝し、「三社詣」をしてみたいと思います。