遠く、近く
先日、セラピストの方々に研修をさせていただく機会に恵まれました。
拝みではなく、リフレクソロジストとして接客と技術についてお伝えした時のお話です。
足の甲をクリームを使ってトリートメントをしている折に、施術をしている部位ではなく、
視線を遠く、クライアントの顔の方に向けてください、とお伝えしました。
それまで指先に力が入ってしまっていたものがいい具合に抜け、クライアントにより心地よく感じていただけるようになりました。
同じことは、心の在り方についても言えるかもしれません。
近くばかりを見ていると入ってしまう力。
遠くへ視線を移すと抜ける力。
近い未来を見据えた時に考えや動きに力が入り固まってしまうならば、
1度遠い未来へ想いを馳せて見るのも、手なのかもしれません。